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昔、フランスというのは何処だったのだろうかと考えてみると、今のフランスの国土の6分の一ぐらい、パリ近郊のロアールという地方がフランスだったわけで、そのフランスがイギリスと戦っていたと考えたほうがいい。 パリ北西に向って海に面した辺りはブリュターニュ地方といって、昔、イギリスのアーサー王に追い出されたケルト民族が住み着いて独自の文化と国家を作り上げていた。その折の海に面した防御城砦都市として出来上がったのがサンマロで、今もその城砦を残して、内部は昔ながらの町が広がっている。 こういう佇まいはヨーロッパでは数多く残っていて、有名なのは地中海のマルタ島や、アドリア海のドプルブニクなどがあって、いずれも世界遺産として登録されている。周囲を城壁で取り囲んだ内部に狭い道で区画された都市が構築されて、石作りで石畳である。おおよそは、海に面していて海からの攻撃に備えて潮の満ちひきで島になったり陸続きになったりするところに出城が散らばって存在している。 サンマロもそういう形態の一つの典型的な遺物で、フランスでは近年脚光を帯びた夏の観光地になっていて、地中海側のニースやカンヌは有名だが、こちらも近くに、同じ城砦構造の教会、モンサンミッチェル、海水浴保養地としてはデナールなどを有して、有名ブランドも見られる地域になりつつあるが、まだ、アジア人観光客は襲来していないから、地中海側よりはゆったりとした感覚が残っていて、フェリー一時間あまりで、イギリスのジャージー諸島にも行けて、観光的にも盛りだくさんの資源が集積している。 ホテルも、まだまだ安価、物価も安価で過ごしやすい。 10年もすれば、やがて、アジア観光客の襲来を受けて、物価も上がり、5星ホテルもやってきて地中海側と同じように成ってゆくと思えるが、いましばらくは、穴場的存在であり続けるであろうと期待している。 ただ、このあたりのカジノは期待しないほうがいい。まあ、スロットルマシンがそこそこあって、場末の温泉街のパチンコ程度と思ったほうがよい。ルーレットが回って、活気に満ちているわけでもない。
by tabibito9999
| 2006-03-18 19:28
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