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長年、フランスで暮らしている日本人と喋ると、フランスの影の話になります。 1 社会党政権が長かったので、社会保障が大きくなって、働かなくても食っていける人間が増加 した。失業保険を下げようとすると、ハローワークが襲撃されて燃やされて、軍が出る事態にな る。 2 それに伴って、企業の税金が増加したため、中小、零細企業で、今からやろうというのが居なく なって、ますます失業が増加した。おまけに一旦雇用すると自由に首切りが出来ない。去年、 首相が、新しい雇用の法律を作ろうとしたが、結局は、大きなデモの渦で、取りやめになった 。改善される見込みは無い。 3 移民問題が大きく横たわって、昔の植民地から、何百万の移民が住んでいて、それが雇用が 無くなるに連れて、失業、社会保障を食い荒らしている。 4 階級社会で、最下層の人間が成りあがって行く道が閉ざされている。 だいたい、このあたりに集約できるでしょうか。 この状態を、いつまで続けることができるのかは、よくわからない。景気がいいといっても大企業 の収益が上がっているということで、フランス国民が潤っているかは疑問。 といいながら、基本的には農業国で、食うのには困らないから、何とかやっていけている。 さて、日本の影は??? それは、次回ということで。
by tabibito9999
| 2007-02-01 23:27
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